消防士のリアルな日常:赤裸々に語る現場の苦労
消防士として働くことは、一般的な仕事とは全く異なるプレッシャーと責任が伴います。ここでは、消防士でなければ分からない実情を赤裸々に語ります。
ストレスと寝不足の日常
毎日がストレスフルで、寝不足が続いています。人間関係やパワハラ、覚えることが多岐に渡るなど、様々なプレッシャーがのしかかっています。特に119番通報を受信した時は、一秒でも早く出動指令を送るために、災害場所や種別を特定しなければなりません。これは腕の見せ所ですが、同時にドキドキする瞬間でもあります。聞き間違いや聞き漏らしがないか、手順を忘れていないかと自問自答しながら、迅速に情報を送信します。
緊急通報の現場での苦労
先日もCPA(心肺停止)の緊急通報がありましたが、住所が分からず時間を要してしまいました。通報者は焦っているし、自分も焦ります(焦ってはいけない!)。固定電話では特定できなかったため、携帯電話のGPS情報やGoogleマップからの近隣情報など、あらゆる手段を使って現場を特定し、出動させました。しかし、現場が正しいかどうか疑いながらの作業で、脇汗や手汗が止まりません。
後輩の育成と訓練不足
現場では後輩の育成に時間を割きますが、訓練が足りていないと感じます。災害が発生したら全力投球で対応し、帰ってきたら事務処理が待っています。訓練をする時間も必要ですが、災害が発生すればそれどころではありません。出動経路を間違えないように、地理水利をしっかりと覚えることが重要です。勤務中に道や建物を覚える時間がないため、勤務明けの非番で覚えるようにしています。
人事異動と業務負担
10月と4月は人事異動の時期です。誰にも平等にやってきます。平均3年での異動で、約20年勤務して現場から通信指令センターへの異動がありました。前触れもなく、まったく別業種のような勤務で、慣れるのに時間がかかります。少数精鋭で一人ひとりの業務負担が大きいです。
60歳まで続けられるか?
60歳までこの仕事を続けられるか?正直、キツイです。50歳が目標です。それまで頑張ろう。それまでに副収入を軌道に乗せます。絶対に!
自分の人生を切り開く
自分の人生だ。自ら切り開くんだ。経済の自由と時間の自由を手に入れるんだ!
消防士でなければ分からない実情
消防士として働くことは、常に緊張感と責任感が伴います。緊急通報のプレッシャー、現場での迅速な判断、後輩の育成、そして人事異動による環境の変化。これらは、消防士でなければ経験できないことばかりです。この記事を通じて、消防士のリアルな日常を少しでも理解していただければ幸いです。
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